前に一度やってみたんですよ。コーヒー豆を洗う(焙煎の前に)
でもすぐに止めてしまった理由は:
- 洗ったほうが美味しいとは感じられなかった(私の味覚が鋭敏じゃないせいかも)
- よく乾かすのが難しい。冬に暖房器具の吹き出し口に置いたりすると早く乾くけど、春から夏は梅雨や台風で湿度が高いし、冷房の吹き出し口に置いてもあまり乾かない。
- デカフェつまりコーヒー生豆からカフェインを除く方法のひとつに「生豆から成分を水に抽出して、カフェインだけを取り出して他の成分を豆に戻す」という方法がある。…と聞いて、水洗いしたら旨味が出ちゃうんじゃない?と思った
再びやってみようと思った理由は:
- 洗うと薄皮がよく取れるので、焙煎するときに散らなくて楽
- 洗うとダメな豆がわかりやすくなる
- もしかして、カリカリに乾かさないで焙煎してもいいのかも。いやその方がよかったりして?
洗う理由の2番について詳しくいうと、私が焙煎するときっていつも焼きムラがすごく出るんです。ダメな豆にはいろいろあるけど、白すぎる豆はスカスカだし黒すぎる豆は硬くて冷たくて、どっちもいい焼き色がつかない気がしています。いまの私には、生豆を選別するスキルがまだまだ足りないから、ダメな豆が取り切れないんだろうなー。
水洗いするとダメな豆がわかりやすい理由は、軽すぎる豆は浮くことと、薄皮があるから見えなかった傷や形の崩れたのや色の違いが、はがれたことで見えやすくなることかな。
洗う理由の3番は、かるーくレンチンした豆でもあんまり焙煎時間が変わらないし、乾かしたほうが美味しいという実感もなくて「洗わない」と決めた自分の気持ちがグラグラしている、という状況です。
グラグラのまま、最後のタンザニア100gを洗ってみたら、薄皮がどんどん取れました。傷のある豆がたくさん見つかったし、白すぎる豆や水を全然吸わない硬い豆も取り除いたので、だいぶ減ってしまったけど、良い豆が残ったという誇らしい気持ち。。。いや、まだ、本当に残ったのがいい豆なのか?大丈夫な豆を捨ててないか、悪い豆がたくさん残ってないか?はまったく検証できてません。…これは、「捨てる豆だけ焙煎してみた」につながる流れだな…でも今までダメな豆全部捨ててしまったので、実験のためにこれからは残しておくようにします。
脱線しましたが、洗った豆は今乾かしてるので、「再び洗った豆を焙煎してみた」をしばしお待ちください。